松山市総合コミュニティセンター 第4会議室
愛媛県松山市湊町七丁目5番地
価格競争ではない、地方企業として生き残るために必要なスキルとは?
近年、オフショアならぬニアショアという言葉で、首都圏の開発案件を地方で受託する機会が増えています。しかし単なる価格競争による案件獲得は、長期的視点で見た時に地方企業の疲弊をもたらしかねないリスクも内包しています。
では価格ではなく、他社と差別化し、圧倒的な優位性をもたらすためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか? 個々の卓越した技術向上と同時に、昨今のソフトウェア開発で必要となるのがアジャイルをベースとする手法です。
アジャイルとは、軽量なソフトウェア開発手法の総称として名付けられました。現在は、ソフトウェア開発のみならず、スタートアップ手法(リーンスタートアップ)、組織変革の分野にも広まっています。
アジャイル宣言に代表される、価値観を元に、世界中で多くの企業が実践し成果をあげています。国内企業においても、IPAが調査したアジャイル型開発におけるプラクティス活用リファレンスガイドなどにもあるように、首都圏を中心として採用する企業が増えてきています。
アジャイルを端的に説明するならば、「継続的なビジネス価値の提供のために、反復漸進的に短期的に成果を出しながら、長期的に持続可能に計画変更・プロセス改善を行う仕事の進め方・考え方」です。
アジャイルは特に変化が激しく、最初から予測することが難しい領域に適しています。ビジネスとは、まさにこの領域なのです!! 対象とするITサービスが価値を出す領域が変化が激しく、予測が困難であればあるほどアジャイルはマッチします。
価格での差別化は、企業体力がなければ持続しない戦術です。価格競争だけでない、あなたの企業にアジリティが必要とされるのは次の3つの理由なのです。
地方に拠点を持ちながら、顧客と密にコミュニケーションを取りながら案件をこなす場合、あるいは自社開発する場合には、反復的に成果を見せながら、漸進的に新しい要望に答えていくことが不可欠になります。
その際に、単純に要望を答えるだけでは、やることが増えていくだけです。アジャイルの計画づくり・役割分担が効果的です。
アジャイルで仕事を進める時は、反復漸進プロセスで、メンバーは仕事のやり方の改善、個人の経験の学び、分かち合うことによる更なる学びを多数得ることが出来ます。単に仕事をこなすだけではなく、日々が仕事の改善、個人・組織の成長に結びついていくのです。
ここ数年話題となっているリーンスタートアップは、アジャイル開発をベースにして構築されました。もし自社プロダクト・サービスを構築しようとするならば、無駄のないプロダクト・サービス構築を実現することでアジャイルはあなたの企業に大きなメリットをもたらすでしょう。
本セミナーでは、アジャイルの特徴、効果、国内の成功事例をご紹介して県内企業の価値提供能力の向上に貢献いたします。
13:30-13:45 本セミナーの趣旨説明・課題感の共有
13:45-14:20 地方企業の課題とアジャイルが役立つポイント
14:20-14:30 休憩
14:30-15:00 国内事例の紹介・最初の一歩となるポイント
15:10-15:20 弊社サービスのご紹介
15:20-15:30 質疑応答・アンケート記入
15:30-16:00 個別質疑、名刺交換
CultureWorks@MYJ:合同会社カルチャーワークスが提供する、愛媛県松山市を中心として、企業・組織・チームの価値提供能力を飛躍的に高めるオープンセミナーを提供します。 キーワードは、アジャイル、スクラム、パタン・ランゲージ、プロジェクトファシリテーション、チームファシリテーション、リーンスタートアップ、学習する組織、システム思考、コミュニケーション、チームビルディングです。 お...
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